ママと一緒におくすりやさんになりたいと言ってもらえたので、こどもおくすりやさん第4弾。今日は粉薬を調剤してみましょう。
用意するもの
- 重曹(掃除用が安価ですが、誤って口に入れてしまうのが心配ならベーキングパウダーや片栗粉でも)
- マスキングテープやガムテープなど書いて貼れるもの
- マジック
- 折り紙
- 小さじ
- こどもしょほうせん(以下の画像を印刷してください)
PDFでダウンロードする場合はこちら
しょほうせんの見方
薬の準備
重曹の容器にネツサマスンと名前を貼り付けてください
調剤してみよう
現在薬局では分包機という専用の機械で薬を1回分ずつパックしています。
機械が普及する前は薬包紙(やくほうし)という紙で1回分ずつ包んでいました。
本物の機械で体験できたらより楽しいけれどそうはいかないので、薬包紙で1回分ずつ包んでいた頃にならって調剤しましょう。
折り紙を薬包紙に見立てて包みます。いきなり粉を包むと折りにくいので、お子様が小さい場合は先に折り線をつけておくことをお勧めします。三角に折って開きます。そのさい頂点を少しずらします。中身を飲むことが大切なのでずれているほうが開きやすくなります。
ネツサマスン(重曹)1回分ずつ折り紙の上に乗せて、以下の手順で折ってください。
①頂点をずらして三角半分に折って
②点線のところで右上に折り上げて
③右側も同様に点線のところで左上に折り上げて
④点線のところで折り下げて
⑤点線のところでまた折り下げて
⑥点線のところを中に折り込んで完成です!
②③のところで斜めではなく真横に折る折り方もあります。折り方は一通りではありません。
渡してみよう
おくすりやさんになって患者さんに渡してみましょう。
例)ねつがたかいときに いっかいぶんのみましょう。いっかいのんだら 6じかんいじょうあけて つぎのぶんがのめます。
遊んだ後の重曹はお掃除に再利用をオススメしてます。そのまま焦げついた鍋にふりかけてスポンジで擦ったり、ちょうど一回分を100mlの水で溶いてスプレーボトルに入れると、重曹スプレーとしてキッチンの油汚れやお風呂の皮脂汚れを落とすのに重宝します。
ぜひお子様と一緒に遊んでみてください。
コメント